さいたま市北区の外科、整形外科、脳神経外科、消化器外科、消化器内科、呼吸器外科、肛門外科、皮膚科、泌尿器科、放射線科

〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町4-39-5

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院内美化の試み

1)当院は1階床面積が約200坪の3階建て病床数19の手術を行う有床診療所です。エレベーターは完備されていますが、 1階が外来検査棟、2階が病室、3階に食堂や更衣室、医局、事務室があります。院長の方針で健康管理の目的で3階までは歩いて毎日平均35から25名がセンターラインの階段を1日中利用しております。これは院長が名大の医学生であったころ、婦人科の講義で妊産婦の流産率が3階までの妊産婦は平地の方と比べて変わらなく安全であるということから、院内の階段積極利用をスタッフ全員の健康管理にしたいと開院以来つとめてまいりました。お蔭様で45年以上勤続で頑張っている看護師やスタッフが何名もいてくれて、有難い事だと日々感謝をしております。
2)院内の動線としては当然圧倒的に人通りが多く、そのセンターラインの階段が悲鳴をあげ、髪の毛や小さなチリゴミが目立つ時があります。それが外科医が一番嫌う大敵なのです。
これも以前に院長が命名した、両手掃除機で自分の素手で見つけたら直ぐに拾い、直ぐに手洗いをしましょうと指導しておりましたが、コロナ解禁による、患者さんや外部の人達に階段の利用制限や強制はできませんので、スタッフが拾っても直ぐに汚れてしまいます。正に、今も続いている新型コロナ感染との飽くなき闘いと同様です。
3)しかしながら、逆転の発想で健康管理を積極的に行い、積極的に院内美化を図れます。所謂一石二鳥です。医療の崩壊、危機が叫ばれていますが、それを理由に泣いているわけにはいきません。患者さんやスタッフの全員QOL、ADLの改善が得られます様に約半世紀にわたりセンターラインを磨いています。予防に勝る治療はない。みんなで3階までは階段を運動の場にしましょう。(名大医学生のころに教えられた言葉)         

                                    MGI院長    増田秀雄